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INTRODUCTION

 ちょっと風変わりな眼鏡女子バーバラは、秘められし“孤高の巨人ハンター”だ。毎日森から海岸線にいたるまで結界を張り巡らせ、“巨人”から町を守ることに腐心している。学校では変人扱いされ、家族も耳を貸してくれないが、それでも大切な人を守るため、孤高の闘いに身を投じている。だが彼女のあまりに強いその想いは、バーバラを心配する数少ない理解者をも傷つけてしまう。果たしてバーバラは巨人から大切な人を守れるのか、そして孤独な闘いの行方は―。
 『パンズ・ラビリンス』(06)や『怪物はささやく』(16)を彷彿とさせるダーク・ファンタジーと、少女の日常生活―家庭や学校生活におけるヒリヒリするような現実が、見事に融合した感動の物語。それを生み出したのは、『ハリー・ポッター』(01~)シリーズ第1作、第2作を監督し、以降も製作総指揮としてシリーズを成功に導いたクリス・コロンバスをはじめとするプロデューサー陣。そのコロンバスらが見出したのが、『ベイマックス』(14)のキャラクターを手掛けたジョー・ケリー原作によるグラフィックノベル「I KILL GIANTS」だった。コロンバスと意気投合したケリーが本作の脚本・製作も手掛け、どこまでも広がる壮大なイマジネーション世界の中、とても親密で愛すべき物語を紡ぎ出した。

 監督は、本作が初長編監督作となるデンマーク出身のアンダース・ウォルター。不治の病の少年と病院で清掃員をする青年の交流を、イマジネーションあふれる映像で瑞々しく綴った切ない短編『HELIUM(原題)』(13)で、第86回アカデミー賞短編賞を受賞した実力派だ。本作においては、曰く「最大の魅力であるバーバラの内面の成長をしっかり捉えることを最優先に」描き出し、初の長編作で高い評価を獲得した。
 原作グラフィックノベル「I KILL GIANTS」をジョー・ケリーと共同で手掛け、陰影のあるポップで親しみのある作画を担当したのは、日本人の父とスペイン人の母を持つイラストレーター/クリエーターのJ.M.ケン・ニイムラ。08年にアメリカで発表されたこの共同作品は、権威あるウィル・アイズナー漫画協会賞にノミネート。12年に日本で刊行されるや、外務省主催の国際漫画賞で最優秀賞を受賞。既に6ヶ国語に翻訳されている。
 ヒロインの少女バーバラを演じるのは、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(15)でトランボの可愛い末娘役を、『死霊館 エンフィールド事件』(16)では悪霊にとり憑かれる美少女役で世間を震え上がらせたマディソン・ウルフ。本作でも演技と才能を各紙に絶賛され、将来有望な若手女優への階段を駆け上り始めた。バーバラに寄り添い力になろうとするモル先生には、ハリウッド超大作からインディーズ映画まで、その美貌と才能を遺憾なく発揮しているゾーイ・サルダナ。バーバラの姉カレン役には、コケティッシュな魅力で日本でも人気の高いイモージェン・プーツ。女子人気の高い人気実力派女優が脇をしっかり固めている。また、『ゼロ・ダーク・サーティ』(12)や『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』(16)などのジェニファー・イーリーも出演、短い出演シーンながら強い印象を残している。
 そしてラスト、バーバラの成長を包み込むように、優しいメロディが流れ出す。フランス発のスタジオジブリ作品『レッドタートル ある島の物語』(16)で、音楽を担当したローラン・ペレズ・デル・マールの物語に溶け込むような旋律が、余韻を深める。

 少女バーバラが“どうしても見たくない現実=いつか必ず来る“その時”、そしてそれがすぐ近くまで迫っていること―。
 思春期に差し掛かる少女にとって、いままでの日常は胎内にいるかのような、安心できる世界そのものだ。ある日突然、安定した世界に亀裂が生じ、ヒロインのバーバラの世界は闇に覆われてしまう。観客は早い時点で、少女が闘いを挑む“巨人”こそ、そうした厳しい現実であり、彼女自身の恐怖や不安との闘いであると気づくだろう。だから個性的すぎるウサ耳少女の出で立ちにクスリと笑いながら、イジメっ子に舌鋒鋭く啖呵を切るバーバラに切なさを感じながら快哉し、必死で応援せずにいられなくなる。だって彼女は、イジメなど比べ物にならないほど、巨大な敵と闘っているのだから。
 一方、ハート型のポシェット、コヴレスキーというおまじない、巨人の餌や退治法を書き込んだノート、呪文を唱えると巨大化するハンマー、シーツでテントのようにしつらえた地下室の小部屋、海岸のボート裏の秘密基地、親友との仲直りの“Yes or No”レターetc.……。兄からオタクと呼ばれようと、自分の世界で遊んだことのある女子には、たまらなく心をくすぐる共感アイテムが満載なのも本作の魅力。そして、彼女が日夜聴くラジオの録音テープの“続き”が明らかになる終盤、バーバラの想いが観る者の胸に伝播し、涙を抑えることができない!
 過酷な現実を生きる少女が、少女特有の感性豊かなイマジネーションの世界で彷徨いながら、厳しい現実に直面し、試練を乗り越えてゆく姿に心を揺さぶられる感動作。巨人が囁く「お前は自分が思うより強い」という言葉に頷きながら勇気をもらえる、これぞ究極の“女子成長物語”なのだ。

STORY

 ウサギの耳を頭に付けたちょっと風変わりな少女バーバラは、今日もまたひとりで森にやって来ては、木々に自作の“餌”をなすりつけて回っている。町の人々は誰一人気づかないが、ここ最近、町に不穏な空気が流れ込んでいるのだ。そう、町に“巨人”が襲来する日が近いことにバーバラだけが気付いている。実は、バーバラは“巨人ハンター”なのだ。巨人を倒す呪文は“コヴレスキー”。奇跡の大逆転を遂げた大リーガーの名前と同じだ。巨人襲来を誰も信じないことはバーバラ自身もよく知っているから、バーバラは自分の殻に閉じこもり、どんどん孤立していく。そんな彼女を、兄のデイヴは“オタク”と呼びバカにし、妹と弟の世話や家事を一手に請け負う姉のカレンは、バーバラの言葉に耳を貸す時間がない。

 ある日、一人で“罠”の見回りをしていたバーバラに、イギリスのリーズから引っ越してきた少女ソフィアが声を掛ける。バーバラがすることにソフィアは興味津々だが、バーバラは無視。次の日も、一緒に登校したがるソフィアを頑なに拒絶する。なぜなら学校でもバーバラは、不穏な巨人の気配や予兆を、おまじないで遠ざけるため忙しいのだ。そんな不審な行動に、新しく赴任してきたスクールカウンセラーのモル先生が目を留める。昼食時、イジメっ子のテイラーら3人組がバーバラをいじめにやって来るが、そこにモル先生から呼び出しが入る。だがバーバラはモル先生とのカウンセリングも拒絶。すべての人に心を閉ざし、交流を拒絶するバーバラだったが、またも話しかけて来るソフィアに、遂に重い口を開き、“巨人”について話して聞かせる。半信半疑ながら真剣に聞くソフィアに、少しずつバーバラも心を開きはじめる。そしてまたもバーバラをイジメにやって来たテイラーらを、ソフィアが機転を利かせて救い出し、2人は急接近していく。

 巨人から町を守ろうとするバーバラの行動は、不穏な空気の濃度が高まるにつれ、益々常軌を逸していく。バーバラの味方であるソフィアでさえ疑問を感じ、「巨人はいない」と忠告するようになる。そしてある日、テイラーらに襲われたバーバラを家に送り届けたソフィアは、決してバーバラが上がろうとしない二階のある部屋で、バーバラが避けて来たものを目撃してしまう。バーバラの秘密を知ったソフィアは、どうにかバーバラの力になりたいと思うが、バーバラは耳を貸さない。姉のカレンに聞いて事情を知るモル先生は遂に、「巨人はいない。現実から目を逸らすな」と正面からバーバラに語り掛ける。現実を受け入れきれずパニックを起こし、嵐の中に飛び出していくバーバラ。そんなバーバラに、荒れ狂う波間から巨人が襲い掛かる―。

CAST
マディソン・ウルフ

 2002年アメリカ・ルイジアナ州生まれ。『オン・ザ・ロード』(13)でスクリーンデビューを果たし、TVドラマシリーズ「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」(14)でドラマデビュー。13歳でジェームズ・ワン監督『死霊館 エンフィールド事件』(16)で悪霊にとり憑かれる少女の役を演じ、その驚異的な演技力でホラーファンの間で一躍有名になる。その他にも『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(15)や『ジョイ』(15)に出演している。

ゾーイ・サルダナ

 1978年アメリカ・ニュージャージー州生まれ。10歳から7年間をドミニカで過ごしダンスを学ぶ。アメリカでもバレエや演技の勉強を続け『センターステージ』(00)で女優デビュー。アカデミー賞9部門ノミネートの『アバター』(09)のヒロイン役で一躍有名となり、サターン賞主演女優賞などを受賞。『スター・トレック』シリーズへの出演や、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズではヒロインを演じ、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)への出演も果たした。

イモージェン・プーツ

 1989年イギリス・ロンドン生まれ。テレビプロデューサーの父のもとに生まれる。モデルとしてキャリアをスタートさせ、『Vフォー・ヴェンデッタ』(06)でスクリーンデビューを果たす。『28週後…』(07)で英国インディペンデント映画賞の有望新人賞にノミネート、『ミスター・スキャンダル』(15)では同賞の最優秀新人賞を受賞。その他に『マイ・ファニー・レディ』(14)、『恋人まで1%』(14)、『グリーンルーム』(15)などに出演している。

シドニー・ウェイド

 2002年イギリス・ヨークシャー生まれ。4歳から子役としてキャリアをスタートさせ、TVドラマシリーズ「The Royal(原題)」(07)でテレビデビュー、『くたばれ!ユナイテッド-サッカー万歳!-』(09)でスクリーンデビューを果たす。

STAFF

アンダース・ウォルター

1978年デンマーク・オーフス生まれ。映画監督、脚本家。大手広告会社DDB Needhamでイラストレーターを始め、ニューヨークの美術学校スクール・オブ・ビジュアルアーツに入学。短編映画『9 METER(原題)』(12)が第85回アカデミー賞短編賞にノミネートされ、続く『HELIUM(原題)』(13)は第86回アカデミー賞短編賞を受賞した。The Dance Palaceスタジオの創立者でもある。これまで25作品以上の様々なデンマークアーティストのミュージックビデオを監督している。本作が長編映画デビュー作。

この作品は、多感な少女が彼女の現実と空想との両方に住むモンスターに悩まされ、一人の少女にはとても手に負えない巨人の足元で崩れ落ちてゆく彼女の世界を築き直していく姿を丁寧に描いた、ほろ苦いストーリーです。初めてこの作品の脚本を読んだ時にとても心を揺さぶられました。声を上げて笑えるシーンもたくさんありました。ストーリーは現実世界というレンズを通して見たファンタジーで、情緒の描き方がとてもリアルに感じさせます。このストーリーで重要なのはバーバラの心の動き、監督としては作品の最大の魅力であるバーバラの内面の成長をしっかりと捉える事を最優先しました。この作品は単なる勇敢物語ではありません。家族と友情、そして自己の恐れと向き合い、どんな状況に置かれてもそれに対処する術を学んでいく物語です。話の進行と共に成長していくバーバラの姿は、全ての人の心を打つはずです。そしてバーバラへの共感があなたを捉えて逃がさないでしょう

クリス・コロンバス

1958年アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。ハリウッドを代表するヒットフィルムメーカーの一人。『グレムリン』(84)、『グーニーズ』(85)の脚本家として一躍その名を知られるようになる。その後監督として『ホーム・アローン』(90)、『ミセス・ダウト』(93)をはじめ、『ハリー・ポッター』シリーズの第1・2作を制作。その後もヒット作を数多く手掛け、プロデューサーを務めた『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』(11)はアカデミー賞の作品賞を含む4部門にノミネートされた。2013年に制作会社を設立し、『ウィッチ』(15)、『パティ・ケイク$』(17)などを制作。近作では『Menashe(原題)』(17)がある。

ジョー・ケリー

マーベル、DCコミックの人気ライター。2000年に3人のコミックライターと共同でMan of Action Studiosを設立し人気アニメ「BEN10」の原作をはじめ、数々の作品のライティングを行っている。ディズニー/マーベルのアカデミー賞受賞作品『ベイマックス』(14)では、ベイマックスのキャラクターを手掛けるチームに参加し、大ヒットシリーズ『デッドプール』へもライターとして参加している。また、2015年に出版されたマーベルコミックスの大人気作「Spider-Man/Deadpool(原題)」はニューヨークタイムズ紙のベストセラーとなった。

ケン・ニイムラ

1981年スペイン・マドリード生まれ。漫画家・イラストレーター。スペイン人の母と日本人の父を持ち、日本、ヨーロッパ、アメリカのコミックが集結された独特の作風は、ダイナミックかつユーモアがあると高く評価されている。2001年に「Underground Love」でコミック作家としてデビューを果たし、「I KILL GIANTS」をはじめ、マーベルコミックのイラストなども描いている。日本では2014年に単独展示会が開催された。2014年に短編「ヘンシン」が出版、原画展も開催され、新シリーズ「Umami」が現在連載中。本作にもイラストで参加している。